先日4月22日に代々木公園で行われた、アースディ東京にて、踊らせていただきましたので動画をシェアさせていただきます♪

311の震災の頃からずっと一緒に舞台に立たせてもらっているアイリー&ゆうこのライブは、いつも本当に素晴らしい声と音楽と波動で、言葉では語り尽くせません。これほどの胸を打つ音楽にはそうそう出会えるものではない、と、ライブをお客さんとして聞いている時も、ダンスで参加させて頂く時も、いつも新たな感動で胸が震えます。機会があればみなさまも、ぜひ一度生で聞いてみていただきたいです!

実はこの日は、仕事や大事な用事など、ダブルブッキングどころか4つも重なってしまい、悩みに悩んだ末、私はこのステージに立つことを選びました。

「こんな大切な用事をキャンセルしてまで踊ってもいいのか」

と、かなり自問自答しながら、それでもこのステージを選んだのは、今年の春立て続けに亡くなった2人の大切なステージ仲間との、思い出の場所、思い出のイベントだったからです。

ただの自己満足かもしれない、でも、二人に感謝を、祈りを捧げるダンスを、どうしてもこの日のこの場で踊りたい。そんな心の底から湧き上がる想いに従って、ここで踊ることを選びました。

私も去年は体調を崩したり、人生上の様々な事情で、踊れなくなることが長くありました。
自分なりに、色々なことを乗り越えてのこのステージ、行く時から泣きそうになって、立っただけで感極まってウルウルでしたが、本番はたくさんの力をみなさまからいただき、心からの笑顔で踊れました。

大切な友人たちの死が私に深く深く伝えてくれたのは、
「本当はいつだって、今日が最後のチャンス、最後の日だ」
っていうこと。
特に亡くなったダンサー仲間のカズさんとは、またいつだって、一緒にステージに立てるって当たり前に思ってた。それが、ある日突然「次」が無くなってしまって、愕然としました。

まだまだ若い二人の重い死を経て、「当たり前に踊る」ことは、もう出来なくなりました。
毎日が本当は最後なんだ、って気持ちで、1回1回のダンスを、日々の当たり前にみえる瞬間瞬間を、以前よりも大切にし、そこに心を込められるようになりました。

毎日に思いを込めれば込めるほど、日々の大切な瞬間を、逃さなくなりました。「いまここを味わう」「毎日を大切に、これが最後だという覚悟で生きる」という当たり前のことの重大さを、あらためて噛みしめるようになりました。二人の死からたった1ヶ月で、やはり私は変わったのだと思います。

それが二人が大きな悲しみと共に私にくれた、途方もない人生のギフトです。

この日のステージは、つたないながらも、1秒1秒に私の心を、祈りを、魂を込めて踊り通すことができました。
これが人生で最後のダンスでも構わない。生まれてはじめて、それぐらいの気持ちで踊ることができて、素晴らしい仲間に囲まれて、一生忘れられないステージとなりました。


素晴らしい歌を届けてくれたアイリー&ゆうこ、演奏してくれた中司くんに大ちゃん、私にこの曲を教えてくれて一緒に踊ってくれた大井まみちゃん、素敵なステージを創り上げてくれた植物の女神・多鶴子、見に来てくれた友人たちと娘、撮影してくれたオット、本当にありがとう!
大好きなみんなみんなに、心からの愛と感謝を送ります。

【笑顔のタネ Ailie&YuucO 2018アースデイ東京】