手相で前世がわかる！？手に現れる、あなたの前世について！

世界中の愛するみなさま、こんにちは！手相家☆じゃんぐるまま☆でございます(^^)

今日は手相の、ちょっとディープなお話をみなさんにシェアさせていただきます。

手相の本や教科書ではほとんど触れられることのない、「手相と前世」について、ご質問が多いので解説させていただきますね。お楽しみください！

手相で前世って観られるの！？

占い好きの方って、「前世」って聞くと、もうワクワク！っていうぐらいに、「前世好き」な方が多いのではないでしょうか。

私の手相鑑定でも、

「手相で前世ってわかるんですかね～？」

「わからないと思いますけど、手相に私の前世って現れてますか？」

などと訊いてくるお客様が、結構いらっしゃいます。

手相で前世が観られるのか。

その答えは、一応イエス！です。

手のひらの中でもホンのちょっとの小さい場所ですが、前世を表す領域っていうのがあるんですよ♪

★大切なのは、今の人生！前世を気にしすぎるのはNGです

ですが。「手相と前世」を解説するまえに、大事なポイントをお伝えしておきましょう。

手相でも、ヒプノセラピーでも、占星術でも、前世を観ることはできるものの、「大事なのは今世、いまのあなたの人生」ですよ！

中には、前世を追って追って、ひたすら「前世がこうだから・・・ああだから・・・」と気にしている方が結構いらっしゃいます。

たしかに前世ってなんだかワクワクするし、私も前世療法を受けまくっていた時期もあります。

各種の占いやセラピーで、前世を観ることが、大きな癒しや、今生でのヒントになることも確かですし、私も利用するときは利用します。

ですが、前世からの縁って強烈な分、意識がひっぱられがちで、大切な「いまここ」を忘れてしまうことにも繋がります。

私達は、今生を生きるために生まれてきていますし、前世を観るのも、今生の成長のため。

とらわれるためではありません。

あくまで、私達にとっていま大切なのは、今生ですし、いまここで、目の前で起こっていることです。

＊＊＊

前世をどう捉えたらいいのか？

手相家としての私の考え方は、例えていえば「２歳のころの思い出」程度のこと、という感じです。

２歳の時の記憶、あなたはありますか？

はっきり明晰に覚えている人も、まったく覚えていない人も、ワンシーンぐらいしか覚えていないような人もいますよね。

たいていは、２歳だったらまったく記憶ゼロか、ワンシーンぐらいなのではないでしょうか？

２歳の時に強烈な何かが起これば、それがトラウマになっていることもあるでしょう。

たしかにそのトラウマは、セラピーなどで解除する必要があるかもしれません。

でも、その覚えているワンシーンぐらいにこだわって、今を味わうことを忘れてしまうのは、本末転倒です。

逆に、２歳のころにとてもよい影響を受けていたとしても、ふだんほとんど意識には登ってきません。

正直、２歳のころって、いまの自分と同じ人物でありながら、「別人」のような感覚ですよね。

そう、私達は、本当は毎日生まれ変わって、「別人」になっているのです。

昔の自分は、世界中探してもどこにもいない。

昨日の自分すら、もうどこにもいない。

「あなた」という人は、実はいまここにしかいないのですから。

自分も、他の人も、私達はついつい連続性で見てしまいます。でも、本当は今日生まれたフレッシュな「新しい人」が、目の前にいるんだ。自分も、昨日とは違う、新しい人なんだ！という目で見てあげると、自分も相手も生き心地がよくなって、人生がどんどん開けていきます。

ですから。私達が常に意識してフォーカスすべきは、「いまここ」です。

それを忘れずにいましょうね。

では、そうしたことを抑えた上で、手相における前世を眺めてみましょう。

手のひらの「冥王星国」（冥王星丘）に、前世は現れる！

手相術では、手のひらのぷくぷくした膨らみを「丘」と呼びます。

それぞれの丘には意味があり、そこにどんなサインや印が現れるかを読み取っていきます。

そんな「丘」の中でも、「冥王星国」（冥王星丘）と呼ばれる、ちょっと特殊な場所があります。

親指周辺の丘（金星丘）と、小指の下の方、手首に近いあたりの丘（月丘）に囲まれた、手首線すぐ上の小さな部分が、「冥王星国」です。

手相で前世が現れるのは、まさにここの場所。

冥王星は、「死と再生」を表す星ですから、占星術的にもピッタリです。

冥王星国は、運命線が始まる場所。年齢でいえば、０歳の場所です。

まさに、人生の始まりから、すでに持っているものを表す場所となります。

ちなみに、この「冥王星国」、世界中の手相術の元となっている「インド手相術」では、まったく違う名前が付いています。

手相発祥の地インドでは、この場所は「ケートゥ（Ketu）の丘」と呼ばれるのです。ケートゥとは、西洋占星術で「ドラゴンテイル」と呼ばれる点のことで、これはまさに「あなたが前世から持ってきた才能、前世で慣れ親しんだ、身につけた性質」を示すところなのです。

＊＊＊

さあ、あなたの冥王星国は、どんな様子をしているでしょうか？

冥王星国にツヤや張りがあったり、ふっくらしていたり、血色のよい人は、前世からよいカルマを受け継いでいる証拠。

不屈の精神があって、「七転び八起き」のように、転んでも何度でも立ち上がり、めげない強さがあります。

人生にしっかりした土台があるので、コツコツと良きものを時間をかけて積み重ねることができ、人生で驚くような成果を上げることができるでしょう。

カリスマ性も発揮できます。

逆に、冥王星国の色ツヤ悪かったり、極端にへこんでいたり、薄汚れているように見えるような人は、前世からの課題がある人。

人生の土台が弱いので、失敗にめげて挫折しやすいタイプとなります。

ですが、悪い相でもめげる必要はありませんよ！

手相術が素晴らしいのは、手相は「毎日変わる」ということです。

たとえ今がイマイチの相でも、自分でその性質を知って、行動で改善していくことで、過去の部分の手相も、人生も面白いほど変わっていきます。

実際に、私は「手相における、過去の部分の相が変わった人」を、いままでにたくさん観てきました。

よき行い、よき心がけで、私たちは過去すら変えることができるのです。

たとえ悪いカルマ・辛いカルマや、よくない過去生からのカルマがあったとしても、それを良きものに変える力を、私たちは持っています。

今が最高に輝けば、一見不変の過去すら、変容して輝きだす。それが手相が教えてくれる、大切なメッセージです。

特に前世からのエネルギーが強く、前世から幸運やカリスマ性をもらっている相

「冥王星国」（冥王星丘）に、特に良きサインが出ている人は、前世で徳を積んだ人、前世からのしっかりした魂の意図があって、目的を持って今生を生きている人となります。

そんな良き相を、いくつかご紹介しますね。

◎幸運の印が出ている相

手相には、「印」と呼ばれるしるしがあります。幸運を表す印は、たとえば以下のようなものです。

こうした幸運の印が冥王星国に出ている人は、あきらかに「前世からの幸運」を持っている人です。

魂の約束で、「今生では、コレを成し遂げよう！」と強い意思をもって、生まれてきた人。

その魂の目的のために必要な、大きな幸運を抱えて生まれてきているのです。

こうした印がある人は、ぜひ、その幸運を生かして、自分の魂の目的と思われるものを、成し遂げていけるような生き方を選択してくださいね。

◎前世からのしっかりとした「土台」がある相

運命線を支える「土台線」というのがあります。

これは、運命線の下の方で、左右からまるで支えるようになだれ込む線のことです。こうした線は、人生に生まれながらにしっかりした良き土台があって、それに支えられて生きていけるという、良きサインです。

この「土台線」が、手首近くギリギリに出ていれば、前世からのしっかりとした支え、良き徳による支えがあるというサインですよ。前世やご先祖さま、親からいただいている、良き土台に感謝して生きていきましょう。

◎運命線が、冥王星国から出ている人

土台線がなくても、手首線の中心からしっかりとそびえ立つような運命線（前の図参照）を持っている人は、まさに「前世から連なる、しっかりした自分らしい人生」を生きるような人です。

このような運命線には、「人に頼らずとも、自分の力でしっかりと人生を生きていける」という意味もあります。

何があってもへこたれない、強い意思の持ち主です。

インド手相術では、貫く運命線は「王」や「女王」の前世！

冥王星国の他にも、インド手相術では、「運命線のタイプで前世を観る」という判断方法もあります。

特に顕著なのが、土台線のところの図にあるような、手の中心をまっすぐと一本に貫く、はっきりした運命線の持ち主です。

こうした人は、前世で「王」や「女王」だったと言われています。

強い意思と高い徳を持つ、王者の風格がある人物といえましょう。

実際に手相を観ていると、こうした手相の方はそこそこいるので、世界には「元・王様」「元・女王様」だらけです（笑）。

ですが、「前世で女王」なんて思うと、気分が良いですよねー！

どちらにせよ、こういう相は、とても良い強力な相であることには間違いないです。なので、もしあなたが「前世が王様・女王様」の相ならば、その「王者の強さ」を、ぜひご自分の幸せと世のため人のために活かして生きていってくださいね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

いかがでしたでしょうか？「手相と前世」、お楽しみいただけましたら幸いです♪

手相では良いサインでも、一見残念に見えるサインでも、実はすべてのサインは、あなたへのギフトです。

自分らしくイキイキと生きることに役立てていってくださいね！

手相家☆じゃんぐるまま☆より、愛と感謝をこめて。